【ポジティブ思考しなくていい】

数年前、ポジティブ心理学を提唱したセリグマン博士から学ぶ機会をいただきました。
ポジティブ心理学は、健康な人が人生をもっとより良いものにするための心理学です。

セリグマン博士によると、
「楽観主義者と悲観主義者を比べると、楽観主義者の方が勉強も仕事もスポーツも成績が良くて、心身共に健康である」と。
ああ!憧れのポジティブ✨
ポジティブになりたい!
どうしたらポジティブになれるの?
頑張りがたりないの???
と、ポジティブになれない自分を強く責めていました。
そして、
セリグマン博士の言葉はこう続きます。
「楽観主義、悲観主義は遺伝子で生まれながらに55%決まっている」
えっ!
えーーーーーっ!!
憑きものがおちた・・・
なーんだ。決まっているんだ。
そうかぁ。じゃあ、
「私なんか、ムリ、できっこない」思考は、遺伝子の仕業だったのね。
私がダメだからじゃないのね!
あれほどポジティブにならなきゃ!頑張らなきゃ!
と思っていたのに
不思議なくらい、ツラくて苦しくて自分を否定していた気持ちが
ふっと軽くなったのです。
もっと不思議なことに、
一歩踏み出す勇気もない私なのに、
「出来ないかも知れないけど、とりあえず全力でぶつかってみよう」
という発想がでてきました。
「そんなのムリ。私にできっこない」と思いながらでも、
全力でぶつかっていったら
出版が出来て
企業研修講師になれていました。
出来ない自分はダメ!努力が足りないからだ!頑張らなきゃ!頑張らなきゃ!
は自分を苦しめるだけ。
だって、仕方ないじゃん。
遺伝子で決まっているんだもの
もし、私と同じように「私なんか」とネガティブに思う人がいたら聞いて欲しい!
あなたのネガティブは遺伝子で決まっているんだから
これ以上自分を責めなくて大丈夫だということ。
私なんか無理だと思ってしまうこと。
↑↑ これは遺伝子のせいだから(笑)
しょうがないな~と笑い飛ばして
「とりあえず全力でやってみよう」とだけ考えてみて下さい。
断り切れなく仕方なく引き受けたことも
思いのほか楽しかったり
自分の新たな一面を発見したり
考えているだけじゃわからない
やってみないと分らないことも多いのです。
「とりあえず全力」思考✨
とりあえず、これ、やってみましょ♪♪
※とりあえず全力で、スプーンを曲げます(‘◇’)ゞ